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【ひとめでわかる】こんまり流片づけの方法

更新日:2023年11月4日

様々な片づけ失敗の末にたどり着いた、こんまり流片づけの進め方をイメージ図にしてみました。

理想の暮らしをイメージ


一番はじめにすることは「どんな家や部屋でどんな風に暮らしたいか?」具体的に思い描くこと。

・片づけたあとはどんな部屋にしたいか?

・そこで何をして過ごしたいか?

こんまり流片づけイメージ1理想の暮らしをイメージする

目的をはっきりさせておくと、行き詰まった時に迷子にならずに済みます。

途中で嫌になっても、思い出せばまた続けられます。


ものの見極め(ときめきチェック)

片づいていない状態では、買ったものやもらったモノを、とりあえず空いているところに入れてしまい、何がどこにあるのかわからなくなってしまいます。

こんまり流片づけイメージ2片づいていない状態

もののカテゴリー(種類)ごとに全て出します。

収納してあるとわからないですが、自分が思っている以上に量は多いです。

選ぶ二度手間を減らすために、別の所にある同じカテゴリーのモノも探し出して全部出します。

こんまり流片づけイメージ3カテゴリー別に全部出す

えっ!こんなにたくさん持っていたの?とショックを受けることが多いです。

これも大切なステップです。持っているモノの総量を知ることが必要なのです。


まとめて全部出す場所がない場合は、さらに細かなカテゴリー(種類)別に出してもOKです。

こんまり流片づけイメージ4細かなカテゴリー別に出す

数が多すぎる場合、細かなカテゴリー(種類)別に分けておくと選びやすいです。

こんまり流片づけイメージ5カテゴリー別に分ける

この中から「ときめくもの」を選びます。

必ずひとつひとつ手で触れて体の反応を確かめます。見た目、匂い、手触りなどを感じます。 ウキウキ・ワクワクする?嬉しい?楽しい?面白い?ホッとする?安心する?キュンとなる?

比べてみます。どれが好き?どっちが好き?一番はどれ?一軍、二軍、三軍ならどの順番?


思い描いた理想の暮らしの中にある?これからの未来も一緒に過ごしたい?

こんまり流片づけイメージ6ひとつひとつ触れて確かめる

「手放すもの」ではなくこれからの未来に「残すもの」を選びます。


ポジティブな感情が湧いてくる。思わず笑顔になる。幸せな気持ちになる。それが「ときめき」です。

始めはよくわからなくても、進めていくうちに気分が上がったり、沈んだりする感覚がわかるようになり、選ぶのが早くなっていきます。

こんまり流片づけイメージ7ときめくものを選び出す

・使わないけれど、ときめくもの


堂々ととっておきます。

箱などにしまっておくのではなく活かす。飾ってみる。違う方法で使ってみる。

こんまり流片づけイメージ8ときめくけれど使わないもの

・ときめかないし使わないもの

・ときめかないけれど捨てられないもの


思い切って手放します。


以前はときめいたけれど、今はときめかないものがたくさん出てきます。

ときめきは時とともに変わっていくので、今のときめきで選んでいきます。

家にあるものは決してゴミではありません。

1つ1つのモノが果たしてくれていた役割に気づき、大切に思えてきます。


ときめかないものは役目が終わったもの。

一瞬でもときめかせてくれた。何かの役目を果たしてくれた。支えてくれた。お世話になった。

「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて手放します。


そうすると捨てることに対する罪悪感が少なくなります。

ものは自分から出ていくことはできないので、手に入れた人が手放すまで責任を持つのです。

こんまり流片づけイメージ9ときめかないもの

手放してもなんの問題もないことが多いです。

どうしてもないと困るものは、そんなに多くはありません。他のもので代用できたりするのです。 不思議なことに、本当にご縁のあるものはまた手元にやってきます。

大丈夫だという経験を積み重ねて、それがわかると手放すことに抵抗がなくなります。


契約書類などはときめかなくても捨てません。

ときめかないけれど無いと困るものは、そのものの役割、良いところを褒めて感謝を伝えてみてください。しっかり役目を果たしてくれているものたちに愛着が湧いてきます。

・残すものを選び切ったら、家の中はときめくものばかり。

放置して存在を忘れているものがなくなると、全てのものが把握でき大切にできます。


この状態を目指して、ものの見極めをしていきます。

ときめくものを選び切り、まずは捨てるを終わらせる。収納はその後です。

ときめく収納

引き出し収納はたたんで立てて収納します。 収納力が格段に上がります。持っているものがひとめでわかります。その幅以上にものが増えることを防げます。


引き出しの中は、奥が濃い色、手前が薄い色のグラデーションになるように入れます。開けた時にときめくように彩りを考えて収納します。

何色をどのくらい持っているのかがわかります。どこに戻すかもすぐにわかります。

こんまり流片づけイメージ10引き出しにはたたんで立てる

立てるのが難しいものは箱などで仕切ります。四角く区切るのは収納の基本の技です。 迷った時は「たたんで立てる」を思い出して、パズルのように楽しみながら進めます。


棚収納の場合は下から上にうなぎ上りのイメージで収納します。

重い感じ→軽い感じ 濃い色 →淡い色

こんまり流片づけイメージ11棚にはグラデーションで入れる

クローゼットは左から右に右肩上がりに収納します。

長いもの→短いもの 重い感じ→軽い感じ 濃い色 →薄い色

こんまり流片づけイメージ12クローゼットは右肩上がりに

この状態になると


ときめくものがわかっているからときめかないものは買わない。 何を持っているかがわかっているから同じようなものを買うことがない。

だから無駄な買い物がなくなります。

家の中にときめかないものがあると違和感を感じる。

無料だからともらうこともなくなる。

だからものが増えません。

丁寧に扱うので長持ちします。メンテナンスや管理がしやすくなります。

お気に入りばかりで居心地がいい状態が持続します。 ・収納量は9割で

隙間がありすぎると余計なものを入れてしまいがちです。

空いた隙間はこれから出会うときめくものの収まる場所です。

ものが減って寂しく感じる時は、お花を飾ると一気にお部屋が華やぎますのでオススメします。 あくまでもこれは基本の収納なので、自分のときめきで整えましょう。


管理できる量には限りがあるので、本当に大切にしたいものを選んで丁寧に扱ってあげてくだい。

以上が、こんまり流片づけのイメージです。ぜひ試してみてくださいね。

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