【体験談:心編】こんまり流片づけの魔法効果

更新日:9月28日

人生の迷子


こんまりメソッドに取り組む前


「どうせ」「私なんか」が口癖。やりたくないことを「やりません」と言えない。

やりたいことができない。「でも」「だって」と言い訳ばかり。

そもそもやりたいことがよくわからない。

そんな自分を責める。

目の前のことをやるべき!と思い込み、やらない人に怒る。

頼まれてもいないのに勝手にやり、「なんで私ばっかり」とグチを言う。

自分の期待を勝手にヒトに押し付け、応えないと文句を言う。

周りが敵に見える。


「怒られたくない」「笑われたくない」「嫌われたくない」

他人の目を気にして、周りの意見に振り回され、人間関係に疲れる。

そんな状況をなんとかしたくて

「幸せになるにはどうすればいいの?」

「何をすればうまくいくの?」と


自己肯定感を高めるために心理学を学んだり

幸運を手にするために風水・占い・引き寄せなどに興味を持ったり

成功するために自己啓発本を読んだり


いろいろと試しすぎて、人生の迷子になっていました。


あふれる情報で頭がいっぱいになり、

「もう嫌だ!これまでの自分にカタをつける」と決心し

近藤麻理恵(こんまり)さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』の通りにやってみたのです。



「モノ=自分」と向き合う


最初からつまずきました。

「片づいたら、どんな空間でどんな時間を過ごしたいか?」

理想の暮らしを具体的には思い描けなかった。

ただ「ゆっくり癒しの時間を持てる場所にしたい」だけを目標に動き始めました。


実際にモノを目の前に出してみる


収納されていると気にならなかった、使いもしないのになんとなく置いてあるモノの多さに驚いた。

(バブル期の高価な肩パッドの入ったスーツや真っ赤なピンヒール)

(一度もコースを回ったことのないゴルフクラブや海外旅行のお土産にもらった化粧品など)


「意外とウチは収納力があった」ことに気づき

「こんなにあるのに、なぜ次々に買っていたんだろう?」と疑問が沸きました。


見た目や手触りや匂いなどに自分の体がどう反応するか感じる

今の自分に問いかけてみる

・満たされる?

・喜びを感じる?

・お店にあったら買う?

・そばに置いておきたい?

残すと決めたモノは深掘りしてみる

・なぜこれを持っていたい?

・どんなところが気に入っている?

始めはピンとこなかったけれど、おもしろいことに、ホントに「キュン」となったり「ズン」となったりする体の反応がわかるようになってきた。

だんだんと

「そうか、こういうモノが好きなんだ」

「なるほど、これを大切にしたいんだ」と、

求めているモノの傾向がわかってきた。

(キラキラしたものや可愛いもの)

(ご当地キューピーや緑色のファブリックなど)

感覚が研ぎ澄まされていく感じがして、どんどん選ぶのが早くなっていきました。


手放すと決めたモノに「ありがとう」と言う


「なんでこんなモノを置いていたんだろう」と、ゴミのように思ったモノに

(着古して色褪せた紺色のTシャツや捨てるのが面倒だった壊れた時計)

(読み返さないセミナー資料や使う所のないバリ土産の扇子など)

「これまで支えてくれていたんだね」

「あの時は喜ばせてくれたよね」

「何かを教えてくれたんだね」

「おつかれさま」と、

声をかけるとじんわりと暖かい感情がわいてきた。

なんだか気持ちが穏やかに優しくなっていくように感じました。


思い切って手放す


「ないと困るかもしれないから怖い」

「もったいなくて申し訳ない」

「過去の自分がいなくなるようで寂しい」

その不安や恐れと一緒に手放してみる


モノにしがみつくのではなく、卒業する。

モノを埋もれさせて放置するのではなく、昇華させてあげる。

そんな気持ちで手放していった。


なくても大丈夫だった。何も大変なことは起こらなかった。

使わずにしまい込んでいるうちに劣化させてしまう方がもったいない。どこかで誰かに使ってもらえたらその方が嬉しい。


捨てなければ良かったと思ったモノもあったけれど(紙袋や割り箸くらい)

他のモノで代用できたり、もっといいモノに出会えたり、なんとかなった。


「モノがなくなっても自分はここにいる」ことがわかった。


「自分が手に入れたモノは、自分が責任を持って手放さないといけない」と、痛感すると同時に、

「手放すのにこんなに辛い思いをするなら、軽はずみに手に入れるのはやめよう」と、思うようになりました。

人は得る喜びより失う痛みの方が大きく感じるというのは本当でした。


全てのモノを戻す場所を決める


「整うとはこういうことか!」

「落ち着く場所が決まっているとこんなにも安心できるんだ」と、感じました。

この辺りには布系のもの。

この引き出しは道具系のもの。

電気系のものはこっち。

戻す場所が決まっていると迷わないし探し回ることもない。

すぐに片づくとわかったので、散らかっていてもイライラしなくなりました。


全てのモノがお気に入りで

「ここにあるモノたちで充分だな」

「ありがたいな」と、思えて

「足るを知る」ことができました。



答えは自分の中に


片づけを終えた後は


・「自分の好きは自分で選ぶ」と、決めて

「これでいい」ではなく「これがいい」と選べるようになりました。

人それぞれ好みは違う。

恥ずかしいとか思う必要はない。

誰がなんと言おうと自分で選んでいい。

と、自分に許可を出せたから。


・やりたいことが増え「失敗してもいいからやってみよう」と、行動できるようになりました。

怖いけれど、やらずに後悔したくない。

自分の人生は誰も代わりに歩んでくれない。

決めるのも、やるのも自分。

と、頭ではわかっているのにできていなかったことに気づいたから。


・あまり怒らなくなり、人間関係がスムーズになりました。


自分の価値観を大切にしたいのはみんな同じ。

他人の思いも大切にしよう。

他人は他人、自分は自分。

と、思えるようになったから。


・「こんな自分もOK!」と、肯定できるようになりました。

ゴミだと思っていたモノを、当時は大切なモノだったと認めて感謝したのと同じように、否定していた自分も受け入れて、褒めてあげられたから。

モノを丁寧に手入れするように、自分を労い、慈しむことができるようになったから。


・グチャグチャになった頭の中も、整理できるようになりました。


モノと同じように、役目の終わったこれまでの考え方や思い込みも、手放していけばいいと分かったから。


・自分を軸に生きられるようになりました。

わからなくなっていた心の奥にある本当の声を聞くことができて、それを大切にしていくことが自分らしく生きることなんだと思えたから。


幸せになるための答えを外にばかり探し求めていましたが、自分の中にありました。


埋もれていた宝物を見つけたようでした。



未来の私へ


10年前と今が同じではないように、10年後も違う。

時間は止まらない。

年齢も、体型や体力も、家族構成や暮らし方も、考え方や好みすらも変わる。

持ちモノも行動も変わって当たり前。


まだそれを持ち続ける?

本当にそのままでいい?

今の積み重ねが人生そのもの。

その時その時で選んでいけばいい。


わからなくなったら、自分に問いかけてみて。

役目が終わったと感じたら、感謝して送り出せばいいんだから、アップデートしていこう。


これからもたくさんの選択を繰り返すはず。

もう二度と自分の本音から目をそらさないで。

後悔しないように、誰かのせいにしないように、自分を信じて選んでいこう。


一度しかない人生、大好きなものたちと一緒に楽しく生きよう。


少し油断するとすぐに忘れて迷子になるので、伝え続けていきたいです。



抜け出せないトンネルの中にいると感じているあなたへ


こんまりメソッドは、私の人生を変えてくれる魔法のような効果がありました。

片づけで全てが解決する訳ではないですが、光が見えてきて、前に進むことができました。

この体験をたくさんの人にして欲しいと思い、私はこんまり流片づけコンサルタントになったのです。

「つられて笑う」「もらい泣き」などがあるように、感情は伝わります。 

楽しそうな人と一緒にいると、楽しくなる。

頑張っている人を見ると、自分も頑張れる。

不思議なことに、片づけを終えて楽しそうに暮らしていると、家族も片づけを始めます。


いつかあなたと出会った時に伝わるように、私は片づけも感性もブラッシュアップするように心がけていきます。


片づけが必ず終わるように、答えは必ず見つかります。


大丈夫、だいじょうぶ!


ときめくモノに囲まれて穏やかに暮らし、あなたらしく人生を楽しみましょう。