私はテトリスやぷよぷよが好き。部屋の模様替えも大好き。
揃えること、まとめることが面白い。整っていると気持ちがいい。
ホームセンターやドラッグストア、百円ショップで、収納家具や収納用品、便利グッズを見つけては買ってきて、すきまに並べて詰め込むのが楽しくて、自分は片付けが得意だと思っていました。
ですが、いろいろ試して片付けたはずなのにスッキリしない。
だんだんとモノを入れるところがない、収納家具を置くところがない、という状態になってきました。
結局、探し物が見つからない、イライラする、怒られる、なんとかしたい、大きな家に引っ越したい。
だけど、無理、仕方がないの繰り返しでした。
私がこれまで試して失敗した片付け方法をイメージ図にしてみます。
片付いていないと、もらったものや買ったものをとりあえず隙間に入れてしまう。
探している間にグチャグチャになる。探すのが面倒だから、あるはずのものを買ってしまう。
この状態をなんとかしたいので片付けようとする。
1.ものを捨てずに整えるだけの片づけ
とりあえず並べて整えてみる。入りきらないものを入れる場所がない。
新しい収納用品を購入して納めて、片付いた!と喜ぶ。「綺麗に並んでいる=片づいている」だと思っていた。
スッキリはするけれど部屋は狭くなる。なぜかドンドン新しいものが増えて置くところがなくなる。
そして、振り出しに戻る。
2.捨てて整える片づけ
片づけを少し勉強してわかったことは、片づけとは綺麗に並べることではないということ。
まずは使うものと使わないもの、必要なものと必要ないものに分けて、使わないもの、必要のないものは捨てないといけない。
いろいろ考えながら分け、使うものばかり、必要なものばかりにする。
新しいものを買ってきたら隙間に入れる。ここで古いものを捨てることができればOK!
これが捨てられないと…
もう片づいているからという理由で、結局新しい収納場所を確保する。
なぜか入れるところがあるとものが増える。やはり何がどこにあるのかがわかりづらい。
そして、振り出しに戻る。
3.捨てて分けて整える片づけ
まず、使うものばかり必要なものばかりにして整える。
さらに今は使っていないものを分ける。
壊れていない、また使うかもしれない、いつか必要になるかもしれない、せっかく貰った、もったいないと、申し訳なくて捨てられないものが出てくる。
これをまとめてとりあえず別のところに置いておき、部屋は狭くなるけれど仕方がない、そのうち捨てようと決める。
スッキリしたし、収納グッズで工夫して使いやすく整える。
種類別に分けて並べたし、新しいものを入れるスペースもできた。 バラバラになりやすいものは四角い箱に仕切って入れた。
実はこの時期が楽しかった。収納グッズにハマった時期。
見やすくなった、探し回らなくなった、使いやすくなった、しまいやすくなった。
完璧!と思っていたけれど捨てられないものはそのまま。
古いものは捨てられる。が、とりあえず置いたままのものが気になる。
1ヶ月、3ヶ月、1年と期間を決めて見直し、使わなければ捨てるという片付け方もある。それができるのならOK。 ただ、物置や蔵、押入れの奥に入れられたものは、忘れてそのままになったり、見直した時には結局捨ててしまう。
ずっとやらないといけないと思い続けることもストレスになるから、スッキリしなかった。
これが私がやってうまくいかなかった片付け方法です。
片付けには色々な方法があり、合う合わないもあると感じます。
捨てるものを選ぶことも、少しずつ続けることも、期限を決めて置いておくことも私には難しかったです。
ところが、こんまり流片づけを試してみると、選ぶことも手放すこともはかどり、目に見えて効果が現れて、終えたあとは一切リバウンドしていません。
家にあるのはときめくものばかりで、まるでパワースポットのように癒しや活力を与えてくれる空間になりました。
たとえ散らかってもすぐに片付けられることがわかっているのでイライラすることもなくなりました。
こんまり流片づけについてはこちら